株式会社アイシーアイ

ユーザーインタフェイスあるいはコミュニケーションのイノベーション(メールマガジン第2号より)

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今月のBossのつぶやき
ユーザーインタフェイス
あるいはコミュニケーションのイノベーション
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iPhoneの功績(?)として、「新しいユーザーインタフェイスの経験」ということがあるのではないだろうか。
例えば、音声よる検索入力、機器どおしを接触させることによる情報交換、加速度センサーなど。
さすがのジョブスさんもまだ出してないようだが、ゲームや研究室では、脳波によるインタフェイスまで
登場してきている。きっと、iPhone、Google、Windowsの次の次くらいのバージョンは、 「あなたが思ったこと」を実行する機能が標準インタフェイスとして付くに違いない。

これまでITの世界(というか私の経験してきたようなビジネス・アプリケーションの世界)では、
ユーザーインタフェイスがネックとなっていることは多い。ATMだって、便利かと言えば正直言ってちゃんと
教育された窓口担当者に比べれば、まったく不便・不快の域を出ていない。手数料を値引くとか、
銀行だけではなく街角にもあるとかということで、普及しているにすぎない。要は、コミュニケーションを
犠牲にして効率を優先したものだ。これが、これまでのITのインタフェイスの実態である。

鉄腕アトムは、「やさしい心」もさりながら、まずは、人が普通のコミュニケーション手段でインタフェイス
できることが、「人間的」なのであろう。言葉だけでなく表情(アトムは笑ったり、怒ったり、泣いたりするし、
ヒゲオヤジよりはKYではない)でも、態度(ちゃんと握手もできるし、挨拶もできる)でもインタフェイス
できるのである。数十年前のイライザプロジェクトという人工知能コンピュータの実験でも、人は相手が
人と同じインタフェイス(この場合は言葉しかなかったが)でコミュニケーションができれば相手の知性を信じる、
という結果が出ている。知性があると考えれば、相手を信じることができるのである。
相手を信じることができれば、不快感は少なくとも減るはずである。

スマートフォンがいろいろと実験してくれている。これが、いずれ人とデバイスのコミュニケーションの改革にも
つながってくることもあると思う。そういう意味で、人といつも一緒にあるケータイというものはこれまでの
IT機器と大きく違った可能性をもっている。やがて、すべての人が扱う様々な機器とのインタフェイスは
ケータイに集約される時がくるのかもしれない。

ついでに言えば、ネットBookもそういう意味では、本当は、文字を読む、以外のインタフェイスの活用を
模索しても良いのではないだろうか。いや、きっとジョブスさんのことだからiPadでは何か考えている
に違いない、と思うのだが、、、

(i^c^i)

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