株式会社アイシーアイ

人間 対 AI

毎日新聞を読みながら思うことがある。

新聞のページをめくるとき、指の感覚で『おや!2ページ一緒にめくったかな?』と思い、もう一度確認すると、やはり2ページいっぺんにめくっていた。

  • 新聞紙の厚さは0.07mmだそうである。
  • 人間の指は0.07mmと0.14mmの違いが分かるようだ。

さて、AIや未来のロボットはこの違いが分かるのであろうか?

国立情報学研究所新井紀子教授によれば、『先日、ある記者からこんな質問を受けた。「あと数年したら、人間の先生に代わって授業をするAIは登場しますか?」

もちろん、そんなことは起こらない。現在のAIは意味を理解できないから』とのことである。
『試しにスマートフォンに入っているシリにでも、会話ロボットの「りんなちゃん」にでも聞いてみるとよい。「太郎は男の名前ですか、女の名前ですか」と。シリは「それはおもしろい質問ですね」とはぐらかす。りんなちゃんは「そうですよ!」と無意味な同意をする。これがAIの実情だ。しかも現在の技術ではこの問題を根本的に解決できる見込みがない。冒頭に書いたように現在のAIは意味を全く理解できないからだ。』

しかし、これは意味が分かる分からないの違いだろうか?人間でも経験と知識で『太郎は男の名前』と分かっているはずである。AIも時間の問題で分かるだろう。『太郎は男の名前か?』という意味が分からないとの指摘かもしれないが、これも時間の問題ではなかろうか。

囲碁でAIが人間の世界ナンバーワンを打ち破って久しいが、日本の囲碁棋士王銘琬(おうめいえん)9段は囲碁のコンピュータソフト開発に関わった経験から、AIの可能性について、囲碁のみならず、汎用AIが様々な分野で人間を凌駕すると予測している。

人間はAIに負けることをなかなか認めたがらないが、もう少し冷静に現実を認め、将来の予測をして、人間のやるべき分野を特定する必要があるのではないだろうか?