株式会社アイシーアイ

自動運転

このところ、老人の運転する自動車事故が続いている。

4月19日に池袋で87才の男性の運転する車が100キロ近いスピードで暴走し、2名死亡8名負傷の事故を起こした。

20日に北海道で82才の運転する乗用車が、ホームセンターの屋外販売スペースに突っ込み、2名が負傷。

21日には神戸市で64才の運転する市営バスが歩行者を次々とはね、2名死亡6人がけがをする。

いずれも、アクセルとブレーキの踏み間違いや、運転操作ミスが原因のようだ。

最近のバスは、危険物に近づくと、警報を鳴らしたり、ブレーキが自動でかかったりする装置が付くようになってきたようだが、今回の事故のケースでは、そのような装置は付けられていなかった。

自動運転の技術は最近ずいぶん進歩しているようだが、人間が手を出さなくても良い、『レベル4』(人間を介さず、特定の場所でシステムが全てを操作)までは時間がかかりそうだが、『レベル1』(システムがステアリング操作、または加減速のどちらかを運転支援)であればすでに実用化されている。特に、危険を察知してブレーキを操作して衝突を避ける技術はすべての車両に設置されることが望ましい。

自動運転技術が今後発展すれば、人間の判断や運転技術より信頼できるようになるだろう。その時は、自動運転装置を付けずに人間だけが運転すると、交通違反となることも想像できる。

自動運転には、AI技術の発達、ナビゲーション技術の高度化、レーダーなどのセンサー技術の発展が欠かせないが、あてにならない人間よりは、頼りになるシステム技術の一刻も早い完成が期待される。