株式会社アイシーアイ

ICI通信第53号

皆様、こんにちは。
あっという間に8月になり、
夏も終盤に近づいておりますがこの暑さはまだまだ続きそうです。
夏バテや風邪にも十分注意して、今月も残りがんばっていきましょう!
本日もICI通信配信してまいります。

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特集

2014年8月15日「ウェアラブル端末」

今月の特集記事は「ウェアラブル端末」です。
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今月のBossのつぶやき
~ ものの考え方 ~
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今月は、ものの考え方について考えてみようと思う。
まあ、8月は夢花火、だが、昭和20年以降、日本では戦争のことを考える月になっている。最近はテレビでも、戦争の話がなぜか多いのね、と思ったら8月だったのだ。つぶやきの原稿を早く仕上げておけば良かったのだが、今日は14日。明日は、終戦記念日だ。

さて、まず考え方その1。戦争は悪いものという考えについて。なかなか難しいのだが、一概に戦争は「悪い」とは言えそうにない。日本国憲法には、戦争放棄があるじゃない、と言われても、それは悪いものだから、というよりも権利放棄書なので、戦争=悪、という定義をしてるとは思えない。だって、放棄してる戦争の種類をだんだんと狭める解釈を国自体が(というか日本は民主国家なので国民が)してるのである。まあ、ベルリンの壁崩壊から湾岸戦争に至る時期に、アメリカでは「良い戦争」とか「悪い戦争」などという定義も出てきたようでもあるので、戦争が悪、というのは、何かこう感情が絡んで、ありゃあ悪いぜ、というように使われる相対的なものである。一方、古くから人殺しは悪で「罪」となっている。一神教の神様が「罪」だとしてから数千年は経過している。一方、国の権利だからといって戦争を勝手にしちゃいかん、という考えは、たぶん、第一次世界大戦以降出てきたものという感じだろう。ある意味、戦争は(経験が無いので頭の中で想像するには)「イヤ」なものであることは確かだろう。「イヤ」なものが「悪」かというとそれは無くて、大体、悪いものは「イヤ」でないことの方が多い。お酒とか麻薬、博打とか、人間がこの世に出てきてからはびこったものは、決して「イヤ」なものではないが、悪い事、として昔から「普通」の人はしないような分類になっている。悪いもの(こと)が感情的に「イヤ」なものであれば、法律とかはいらないし、神様が石のような固いものに10個も刻んだりしない。そういうことなので、戦争は人殺しとか飲酒とか豚食い(まあ、これは宗教によって違うが)と同じように、神様とか王様とか皇帝とか大司教とかいうような偉い人が(民主国家であれば有権者もだな)が禁じない限り無くならないものの一つだ。なので、私は我が国の憲法9条は重要な法規だと思っている。ただし、刑法の199条と同じようなもので、199条があるからと言って殺人(人を意図的に殺す事)は無くならないのと同じように憲法9条によって日本が戦争をしない、とは言い切れない。困ったもんだ、というのが私の考え。一人の人が自分一人の働き(あるいは1生殖単位 家族 がと読み替えても良い)で、死ぬまで楽しく暮らしていくことが出来るような世の中になれば戦争はいらなくなる、という考えが一番確実だとは思う。要は、エデンの園から追い出された原罪の一つと捉えよということなのかもしれないし、個人の自由を尊重するヘンリー・デイビッド・ソローが夢見た社会になればということなのかもしれない。あるいは、マルクスかな。でも、みんながそう思うか、というところが最大の問題なのだ。人間が(ユダヤ人でなくても)10人あつまれば11個の意見や主義主張が現れる。やはり、戦争は「イヤ」なことで自分が嫌なことを人に押し付けない、という黄金律をもって戦争を止めることが必要なのだよね。となるとこれは宗教の役割かなと。とは言え、一方で戦争の原因の多くは宗教なのだが。

考え方その2。社会的公正さと個人の自由について。これも難しい問題だね。アメリカでお金持ちが自分たちが住んでいる地域を独立したタウンシップとして自分たちのお金を自分たちだけの為に使う、ということを始めたそうだ。要は、自分の税金が、麻薬患者やホームレス、犯罪者の救済のために使われたくない、ということらしい。ダーウィンの考えを借用(悪用?)して、そういう社会的弱者はそもそも生存競争に負けたのでわざわざ政府のお金を使って生き残らせる必要はない、という極端な考えもあるようだ。これだけをよその国の話として聞くと、なんてひどい人が居るのだろう、とか思うのだが、これって、日本でも社会保険の話で同じことが起こって来ると思うのだ。大企業と言われる会社に勤めている(いた)人たちを考えてみよう。彼らは基礎的な年金の上に二つも三つ年金の積み立てがあり、さらには自分で老後資金としての蓄えもあって、少子高齢化もあまり関係はない。孫の教育資金を出すことで、所得税や相続税の減免まで考えている人たちだ。さて、一方で、60になるまで正規な職業にも就けず、個人資産は無く、ようやく国民年金はもらえる、という人たちがいる。公的年金の積み立ては、広く薄くの部分と狭く厚くの部分が混ざっている。貧富の格差や少子化で積み立てのアンバランスが拡大すれば、広く薄くの部分を厚くするために、働き手(保険料の払い手)は減るので、結局はお金持ちの高齢者から少し分けてもらわないといけなくなる。この時に、お金持ちの年金受給者は、社会的弱者を救済するのに賛成するだろうか?マイケル・サンデル先生の「白熱教室」の討論テーマだね。個人で稼いだお金を自分個人(とか自分の家族)に使う自由と社会的な公正さ(生まれや運不運によって「健康で文化的な生活を営む」権利とか個人の自由が阻害されないこと)のコンフリクトの解決、ということだ。私はどう考えるか、と問われると、今の自分のポジションは、まあまあという程度なので、結局はどっちでも良いのだ。お金持ちとしてノブリス・オブリージュを果たす程の資産は無く(ホントだよ)かといってとりあえず健康であれば、かみさんと二人死ぬまでなんとかそれなりの生活は出来そうだ。なので、社会的公正を重視しても負担は増えない一方、アンバランスが広がっても、もうちょっとで人生を終われるので困りはしない。そもそも、民主主義の前提はこうした私のような(と言っても良いのかな?)中産階級の中高年齢層が有権者の絶対多数だということを前提にしているのだ。なので、選ばれた政府は、特権階級(生まれながらにして銀のスプーンを持っている人)には社会的公正を主張でき(自分は失うモノが少ないので)、貧しく住む所も無い高齢者がその人生をそれなりに全うできる政策を作れるのだ。という理屈で、民主主義は、個人の自由と社会的公正への負担(自由・平等・博愛)というあい矛盾しそうな考えで政策を作る事ができるんだけど、、、日本はまだアメリカ程じゃないけど、もっとアンバランス(日本の場合は少子化による世代間格差の方が問題だね)が大きくなれば、きっとアメリカのような動きも出てくるに違いない。でも、軸がアメリカと違うというあたりは考えるべきだね。なんと言っても、キリスト教原理主義の国なので、自由を尊重すると同時に「正義」ということにも厳しい。なので、お金持ちタウンシップが広まりはするが、宗教的な立場や社会正義といった理論でのディベートも可能となり、最後は投票なり陪審の力を借りて正義を実現することに躊躇はしない。お金持ちタウンシップももっと広く地域的に貢献せよ、という結論も出る可能性もあるし、そうなったらそうなったで、自分の資産を自分たちのコミュニティで使うための別の方策を作る自由も権利もあるのだ。だから、ある程度のアンバランスを許容できる社会がある。さて、日本はどうだろうか?社会的公正さを自由な個人に負担させる法律と言うようりは「生き方」を選択できるだけの議論が可能な思想はあるのだろうか?今の法治国家の源泉が宗教(特に西欧のキリスト教)にあることは、すでに明治憲法の制定者は理解していた。為に、明治憲法は天皇の不可侵を定めて憲法の法源とした。さて、翻って我らの憲法はどうだろうか?社会的公正の実現を個人の自由に逆らって制定することも、逆に、国家権力の巨大化を目指した「公共の利益」の悪用の禁止も、憲法の法源に照らして、決定することが出来ない気がする。

ごめんなさい。今月は、ちょっと固かったかな?

では、また9月に。

(i^c^i)

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