株式会社アイシーアイ

プロの仕事

囲碁を知らない人には、聞いたことの無い名前であろうが、藤沢秀行という棋士がいた。 3回の癌の手術を乗り越えて、1991年に史上最高齢(67歳)でタイトルを防衛したが、それ以前にも数々のタイトルを獲得して、紫綬褒章、勲三等旭日中綬章を受章している。 藤沢は呑む、打つ、買うの3拍子で、競輪、競馬、など賭け事に夢中になり、また酒漬けの日々が続き、タイトル戦の2ヶ月前にはアルコール中毒を消すために断酒をし、禁断症状に苦しみながらタイトルを防衛し、また酒漬けの日々を続けるという破天荒ぶりであった。 しかし、若手の棋士の育成に力を注ぎ、現在活躍しているほとんどの棋士は彼の指導を受けている。また、中国・韓国 …

2018年6月30日 新米社長のつれづれ

社員の賞味期限

日経ビジネスに「社員(あなた)の賞味期限」という記事が掲載されていた。 それによると、もてあまされる社員を「歳だけ重ね人材」と呼びその問題の原因として、①ITの高度化やAIなどの専門知識を学ぼうとしない、②グローバル化の流れに適応する語学力が無い、③現状に甘んじ、未来を切り開く気概がない、と指摘している。 その一方で、「低賃金で必要な技術レベルが低く将来性の無い仕事」を「マックジョブ」と呼び、その様な仕事が減り創造性の高い「クリエーティブジョブ」が増えたため、企業での多くの人材の定型的な仕事である「マックジョブ」が不要になってきているとしている。 解決策として、企業のキーマンは生え抜きより外部 …

2018年5月31日 新米社長のつれづれ

ICIの今後

10年目を迎えたICIである。 創業当時からだいぶん様変わりになったようである。 私も創業当時に居なかったので詳しくは分からないが、想像するに1匹狼の集団だったようである。それが、10年経って特殊な企業組織から普通の会社に変貌してきた。もちろん、他の企業とは異なる部分は多々あるのだが、組織の形態、階層、人員構成、など、世の中の会社と大きな違いは少なくなってきた。 そこで、会社のルールも1匹狼形から、通常企業形への変更が求められる。 社員が自立し、野放しで自由に出来た時代を終わらせ、企業ルールに則った形に変えないと、機能しなくなって来る。またベンチャー企業にありがちな、会社の原則、社会の良識を踏 …

2018年5月3日 新米社長のつれづれ

ICIの10年

森友文書改ざんでゆれる国会であるが、安倍政権の終焉も近いのかもしれません。 米国ではトランプ大統領の破天荒なお騒がせが続いているが、いつまでもつのか・・・。 ロシアのプーチン大統領も再選されたが、投票数の不正改ざん問題などが出て、暗雲も出てきている。 このように、独裁者が権力を握ると、その傲慢さが命取りになることが懸念される。 企業でもトップに就いて権力を握ると、同じように傲慢になり、最後は足を踏み外すことが多い。なかなか「晩節を汚す」ことの無い、名経営者は案外少ないものである。 名経営者の陰には必ず、名番頭(補佐役)が居るものである。名番頭はトップのイエス・マンではなく、トップの暴走を抑える …

2018年3月30日 新米社長のつれづれ

プロジェクト失敗の法則

2017年12月8日、京都市議会(京都市会)は門川大作市長名義で提出された京都市の基幹系システム刷新プロジェクト(COBOLのバッチ処理のマイグレーション)の遅延に対する訴えの提起を全会一致で可決した。 これによりITベンダーのシステムズ(東京・品川)は損害賠償など8億円の返還を求められる。この訴訟に対して、システムズ社は未払い作業費2億円の支払を求める訴訟を起こした。このIT訴訟ではベンダー側は「プロジェクトマネジメント(PM)義務」に、ユーザー側はベンダーに協力する「協力義務」に違反する行為がなかったかが争点になる。 入札にはNEC,キャノンITソリューションズなどが参加しており、京都市は …

2018年2月28日 新米社長のつれづれ

盗まれた仮想通貨

このところのフィンテック関連の話題は、仮想通貨「NEM」流出事件である。 1月26日午前0時からの20分間に580億円相当の仮想通貨がハッカーに盗まれた。仮想通貨取引所「コインチェック」がこの盗難に気づいたのは11時間後である。安全管理に不備があったことが明らかになり、そのずさんな管理に金融庁が業務改善命令を出した。 1月31日現在、犯人は盗んだ仮想通貨NEMを複数の口座に移動させている。仮想通貨は電子データであるため追跡可能であるが、盗んだ仮想通貨NEMを他の仮想通貨に交換して換金すれば追跡困難となる。 さて、仮想通貨にかかわる事故・事件は大金が流出することが多く、世間を騒がせている。このよ …

2018年2月1日 新米社長のつれづれ

年末所感

今年も1年が終わろうとしている。世の中は昨年のブレグジットやトランプの大統領選挙勝利などの想定外の事件に変わり、今年はトランプが米国政治をかき回し、日本では衆院選で自民党が勝利しましたが、日・米ともに経済は安定成長を続けて、平穏な1年だったかと思う。 ICIも、社員の皆さんの努力の甲斐あって、今年度は比較的順調な1年であり、成長を続けている。 平穏に暮れた2017年だが、IT関連では様々な技術の進歩が加速しているように感じられる。 AI、分子コンピュータ、自動運転、などなど様々な分野で情報技術が進化・活用されており、人々の生活を大きく変える可能性のある技術が、想像を超えるスピードで進んでいるよ …

2017年12月22日 新米社長のつれづれ

82歳アプリ開発者

藤沢市の若宮正子さんは、『若者と一緒にゲームをやると必ず負けるのでは面白くないので、年寄りが若者に勝てるゲームを作りたい』と80歳でプログラミングを学び、82歳でアプリを開発した。(日経NETWORK 2017/11/13) 開発したiPhoneアプリ「hinadan」はひな人形をひな壇に並べて遊ぶゲームで、手の動きの遅い年寄りでも、若者に負けることはない。 この開発をきっかけに、若宮さんを指導した小泉勝志郎さんが中心となって、高齢者にプログラミングを普及させるための団体「シニアプログラミングネットワーク」を立ち上げ、2017年4月29日にはシニアがプログラミングを始めるためやシニアが使いやす …

2017年11月27日 新米社長のつれづれ

量子コンピュータ

AIや自動運転を進化させようとすると、障害になるのはコンピュータの処理能力である。 従来型のコンピュータはそろそろ処理能力の限界に近づきつつあるようである。AIや自動運転は、従来型のコンピュータの処理能力では不十分であることが分かってきた。 では、どうしたら良いか? その答えの一つが「量子コンピュータ」である。 2011年、世界で初めて量子コンピュータの商用化に成功したカナダのベンチャー『Dウェーブ・システムズ(DWS)』の最新鋭機「2000Q」は従来型コンピュータの1億倍以上の演算速度が出るという。 米グーグルと米航空宇宙局(NASA)はあるビッグデータ解析に「2000Q」を使い、従来型コン …

2017年10月27日 新米社長のつれづれ

ビットコイン

このところの話題をにぎわしているビットコインであるが、今年8月に分裂騒ぎをおこしてから、中国が9月4日に新規仮想通貨を公開する「ICO」を禁止するなどして、ビットコインの価値が乱高下している。2010年5月18日に世界で初めてビットコインによるピザ2枚の取引が行われた時は、1万ビットコインの価格は4,400円(0.4円/BTCビットコイン)であったが、9月19日現在100万倍を超える45万円/BTCである。 ビットコインは2008年、サトシ・ナカモトという正体不明の人物が仮想通貨ビットコインの論文を投稿して、2009年に運用が開始された。しかしながら、当初考えられたように、商品の支払い、国を越 …

2017年9月22日 新米社長のつれづれ